大事な話
テニス スタッフブログ 2021年2月2日
今回は、上達に欠かせないお話をします。
私はレッスン中によく、自分の動きを確認するように伝えています。
しかし、必ず
「自分の動きを見るのはイヤ」
「思っていたのと違うから見たくない」
「できているつもりができていない」
そんな言葉をよく聞きます。
しかし、それは私からすると「チャンスでしかない」と感じます。
自分の動きを見て思い通りにできているなら、変えるキッカケを作ることができません。
「カッコ悪いと感じる自分」
を見ることによって変えたいと思ってほしい。
私は昔から動きにコンプレックスを持っていました。
「強いけどカッコ悪いよね」
「強そうに見えないな」
「あなたよりあの人の方が上手いでしょ?」
学生の時にそんな言葉は飽きるほど聞いてきました。
私はその時に思っていたのは
「これが自分の個性だから仕方がない」
「諦めるしかない」
そう思っていました。
私はテニスコーチになって色んな人の動きを知りました。
しかし、それも個性。
「個性を尊重して、上達の手助けをするのがテニスコーチ」と思っていました。
「打ち方よりも、戦術戦略の方が大事では?自分に見えない打ち方を考えるよりも、ボールの配球や相手のポジションを見て戦い方を考えた方がいい。」
そう思っていました。
でも今の私は、その考え方は全く違うと思っています。
理由は
・サポーターをつけてまでテニスをしている人がいる
・怪我のせいでテニスを辞めた人を何人も見てきた
・狙いたい場所がわかるのに狙えない
・打ちたいボールがあるのに打てない
色んな人を見てきました。
上達には動きの改善が必ず必要です。
動きの改善をする上で欠かせないのは
「今の自分を知って、改善のために何をすべきかを考えること」
になります。
しかし、ほとんどの人が「どうやって改善すればいいかわからない」と思います。
なので私たちテニスコーチの存在が上達には欠かせないのです。
テニスコーチは何百人、何千人もの人を指導した実績や経験があります。
自分で考えるよりも、「効率よく上達する方法」を知っています。
どうやったら自分が納得できるテニスができるのかの鍵は、
・優秀なテニスコーチ
・皆様の努力
が必要になります。
上達をするためには時間がどうしてもかかります。
すぐに上達できるなら苦労しません。
すぐにできる技術は技術とは言えません。
じっくりと時間をかけ、磨いた技術は一生使えるスキルに変わります。
・良い姿勢
・楽な動き
・色んな状況にも対応ができる
・色んなボールをコントロールできる
・怪我をしない
そんな至高のスキルを手に入れましょう。
気になる方はどんどん質問してくださいね。